インタビュー

【Vol.3】自分にしか作れない配信を┊︎ぼぼまん

っといてくれる人を大事にしたい。

今回は、Mildom配信者、ぼぼまんさん(ぼぼにぃ)にインタビューしました!

ぼぼにぃは私と同じくらいの時期(2020年12月)からMildomを始め、仕事や家事をこなしながら今もMildomで配信活動をされています。

日頃からリスナーとの関係性や配信の在り方について深く考え、試行錯誤しながらも配信を継続している様子が印象的で、TwitterやMildom内のお知らせ機能を使った発信などにも意欲的です。

今回のインタビュー記事には、ぼぼにぃが配信でどれだけ試行錯誤してきたか、その背景と配信にかける思い、そして配信を通して得た学びを存分に書き込んでいます。

配信者の気持ちを知りたい方配信で悩まれている方配信者やリスナーともっと良い関係を築きたい方、様々な人のヒントになると思います。

ぜひ最後までご覧ください!

まず、Mildomを始めたきっかけを教えてください。

これはですね、実は配信をしたくて始めたわけじゃないんです。

きっかけは「荒野行動」でした。実は僕、荒野はモバイル版がリリースされた当初からやっていました。普段の仕事以外の時間に合間を縫って荒野をしているうちに、どんどんはまっていきました。

荒野にはVC(ボイスチャット機能)があることは知っていたのですが、ずっとVCを使わずに、コメントチャットのみで他のプレーヤーとやり取りしながら遊んでいました。

しばらくして荒野内でよく遊ぶフレンドもでき、2年半くらい経った頃、ようやくVCを使って声を出してみました

まど
まど
えっ!声を出したのは、そんなに経ってからだったんですね!

そうなんです。そのときに、フレンドから「楽しい」「声が面白い」と言ってもらったことがきっかけで、徐々にしゃべるのが楽しくなってきたんです。調子に乗ったんでしょうね(笑)

ある日、荒野でよく一緒に遊んでいたフレンドからMildomのことを聞きました。ゲーム配信ができるアプリだと。

最初は荒野行動の配信を見ようと、2020年12月にインストール。これが僕がMildomを始めたきっかけです。

「ぼぼまん」として配信を始めたのは同年12月4日から。そこから配信が楽しくなってきてしまって、今まで遊んでいた荒野行動のフレンドたちとは徐々に関わりが減っていきました。

そもそも荒野行動を始めた理由は何ですか?

荒野に出会う前は、モンストなど時間縛りのあるゲームをちょこちょこやっていました。でも、普段仕事をしながらだと、その時間の縛りがしんどくなってきたんです。

自分の好きな時間にできるゲームを探していたとき、タイミングよく出会ったのが荒野でした。

この頃、PUBGか荒野行動かみたいな流れがあったのですが、たまたまYouTubeでダウンスターさん(現在、ダウンさん)や十六夜さん、黒騎士さんなど荒野実況者の方々の動画を見たということもあり、自然と荒野を選びました。

銃撃戦のゲームは今までやったことがなく、初めての感覚で新鮮でした。

初期の荒野は、仲間内で車両キルできたり手榴弾を当てられたりできて(フレンドリーファイヤー)、仲間に殺されたこともありました。「この…!くそー!」と思うこともありましたが、なんかそれも楽しかったんですよね(笑)

まど
まど
私もダウンさんたちの動画、見てました!もしPUBGを選んでいたら、また違った道を行っていたかもしれませんね!

そうですね!それこそ、まどちゃんにも会えてなかったかもしれないし。

なぜ「ぼぼまん」という名前にしたのですか?

荒野行動をやっていた初期の頃、銃を使っても敵がまったく倒せなかったので、始めてから約2年後、銃を捨て半年間手榴弾だけで戦っていました

通常マッチよりも団体で遊ぶことが多かったのですが、団体でも手榴弾ばっかり使ってました(笑)。そしたらフレンドから「爆弾魔じゃんー!」って言われて、「爆弾組」とか「爆弾屋」とかって名前にしてたときもあったんですよね。

銃で倒せないから爆弾を使う。爆弾といえば、僕たちの世代は「ボンバーマン」が思い浮かびました。

それで「ボンバーマン」が縮まって「ぼぼまん」になったって感じです。

まど
まど
ぼぼにぃの名前の由来は以前聞いたことがありましたが、みんなにも知ってほしいと思ってまた聞いちゃいましたw

配信を始めて、一番思い出に残っているエピソードはありますか?

一番の思い出は、やはりファンクラブ開放イベントです。僕がMildomを始めて1年経つか経たないかくらいの頃の出来事でした。

まど
まど
ぼぼにぃと言えば、あの伝説の…

そうそう。配信を始めてから、僕の配信に人が来てくれることが嬉しくなっていき、徐々にゲーム自体が楽しいというより、みんなと楽しむことが楽しくなってきました

それと同時に、「認められたい欲」も出てきました。

今でこそファンクラブを開放させるためのイベントは色々ありますが、僕が参加したこのイベントは、決められた期間内にポイント獲得数上位100名に入った配信者だけがファンクラブ機能を開放することができるという内容になっていました。

まど
まど
最初のファンクラブ開放イベントだったんでしたっけ?

そうですそうです。Mildom内でファンクラブ機能が実装される第1回目のイベントでした。当時の管理人からも背中を押され、頑張ってみることにしたんです。

初のファンクラブ機能争奪戦ということで、多くの配信者が参加していました。リアルタイムで順位が確認できるのがMildomのイベントの特徴で、最後の数分・数秒で順位が大きく変動することもザラではありません。

抜かされたり抜かしたりと死闘を繰り広げ、結果は97位。どうなることかと思いましたが、ギリギリ100位以内に入り、ファンクラブ機能を開放することができて本当に嬉しかったです。

まど
まど
私も途中応援しに行きましたが、最後の瞬間はリアルタイムで見ることができなかったので、アーカイブで確認しました。焦りと気迫が伝わってきましたね!

本当にヒヤヒヤしました。でもなにより、リスナーとの絆や団結力がさらに強まったエピソードとして心に残っています。

他にも思い出はたくさんあります。まっちゃんやそうちゃんと荒野のコラボ配信をしたり、まどちゃんともコラボしましたね。

まどちゃんの刀縛りルームに参加させてもらうとき、僕の配信でリスナーと練習もしました。ふむくんやもっしーとも「スタンブルガイズ」の企画をしたのも懐かしいなぁ。

まど
まど
私やふむくん、そうちゃんとの「配信者の集い」もやりましたねー!あれはどうでしたか?

そうそう、「配信者の集い」もありがたかったですよ。荒野しながら色々情報交換できて楽しかった。

僕はそういった段取りを組んだり、自らコミュニケーションを取ったりしていくのが得意な方ではないので、誘ってくれたのが本当に嬉しかったです。

死闘を制し開放した「ファンクラブ」は、ぼぼにぃにとってどのような存在ですか?

自分1人の力ではなく、配信に来てくれていたリスナーと全員で勝ち取りにいったものです。これがあるからMildomを離れられないと言っても過言ではありません。

配信を始めてから無理して配信時間を確保していたこともありましたが、ファンクラブ開放のような目標があったり、配信をすればリスナーが来てくれたりすることが大きな力となり、頑張ることができました。

まど
まど
ほんとに、ぼぼにぃのファンクラブ開放はすごかった…。私もそれを見て、自分もファンクラブを開放させたいと思って、顔出しイベントに挑戦したんです!

そう言ってもらえて嬉しいです。実はMildomの他にも、いくつか配信アプリを試したことがあるのですが、リスナーがあたたかく、やりやすいのはやっぱりMildomです。

本当にファンクラブは、そんなリスナーと一緒に作り上げてきた結晶のようなもので、自分にとって思い入れがとても強いんです。

「第五人格」の配信がメインになったのはなぜですか?

もともとMildomのことを教えてくれたフレンドから「第五人格」のことを聞き、興味本位でアプリをインストールしたのが第五を始めたきっかけです。

最初は荒野も第五もどちらも好きで両方配信していたのですが、第五のリスナーが徐々に増えていき、第五の方に気持ちが傾いていきました

僕が第五を始めたのが、アプリがリリースしてから約2年経った後だったので、初期からプレイしている人たちは知識が豊富でした。知識がまったくない初心者の僕に、リスナーは色々教えてくれました

基本的なことすら分からない僕は、みんなが簡単に言ってくることが理解できず、最初の頃は大変な思いをしました。時には厳しい口調で指摘されることもあって、「そんな言い方することないじゃん(泣)」と思ったこともありましたが、みんなに迷惑をかけたなあと思っています。

今思えば、配信しながら0から成長していくのではなく、ある程度の知識を付けてから第五配信を始めた方がスムーズだったかなとも思います。

でも、配信を通してみんなに教えてもらえることが単純に嬉しかったんです。

まど
まど
いつも配信する時間はだいたい同じですか?

そうですね、今はもう時間はだいたい決まってます。仕事に行く前の朝5:00~6:30くらいまでランクマッチをして、仕事から帰ってきたら夜24:00くらいまでやるって感じですね。冬になると寒くて朝起きられないですけど。笑

配信で「第五人格」をするときの難しさと魅力について教えてください。

第五の難しさについては、知識と技術はもちろん、素早い状況判断と対応力が必要なところだと思います。

「暗黙の了解」があるのも、初心者の僕にとっては難しかったですね。

例えば、ハンターから逃げ切るための「板」がマップ内の所々に存在するのですが、ハンターに捕まりそうになったからといってすぐに倒す(板を使う)のはダメで、終盤まで残しておいた方が良い板もあります。

タイミングを見ずにその板を倒すと、チームメンバーに怒られる時もあります。かといって、何もせずハンターに捕まってしまうと、それはそれで怒られます(泣)

「暗号機」の場所がわからずうろうろしていると、「お散歩してる」と皮肉を言われたこともありました。悪気があってミスしたわけではないことをチャットで説明しても上手く伝わらず、すぐに通報したり煽ってきたりする人もいました。

まど
まど
伝わらないのは悲しいですね…。通報や煽りはひどい。

そうなんです…第五は口調が強く上から目線のユーザーもいるので。

それでもめげずに、日頃リスナーから教えてもらったことを吸収したり、YouTubeで解説動画を見たりして知識を付けていきました。ぼろくそ言われても、「下手なりにここまで行けるんだぞ」というのが見せたくて

その結果、知識や技術が徐々に付いていき、リスナーと同等に楽しめるようになってきました。

まだまだ壁はあるけれど、「ぼぼさんの配信おもしろい」と言ってくれるリスナーがいてくれるおかげで、続けられています

第五の魅力に関してですが、僕はランクマッチ(ランクに応じた試合)が好きなのですが、仲間同士の動きがカチッとはまって勝ったときは爽快で、達成感が大きいです。

もともと第五にはVC機能がなく、やろうと思えばパラレルなどでフレンドと直接コミュニケーションを取りながらプレイすることも可能なのですが、僕はあえてコメント(チャット)のみで連携を図り、勝ったときが嬉しいですね。

リスナーさんとよく写真撮影をされていますよね?

そうですね、リスナーと第五で写真撮影会をよくしています。第五では、新年になるとゲーム内で花火が上がったり、季節のイベント毎に色々と部屋が装飾されたりします。

撮影会をする理由は、何かリスナーとの思い出を残したいと思っているからです。

みんなそれぞれ仕事や学校、家庭などあって、自分も含めてこの楽しい時間がずっと続くわけじゃないと思っていると思います。配信にいるメンバーも少しずつ変わっています。

だからこそ節目で形になるものを残したいんです。

「写真なんて別に撮らなくてもいいじゃん。早くゲームしようよ。」と言う人もいます。でも、これは僕の貫き通したいこだわりなんです。

こういった考えをわかってくれるリスナーは本当に有難いし、価値観が合うなあと感じています。

まど
まど
良いですね~!ぼぼにぃの思い、とてもよくわかります。こういった考えをわかってくれるリスナーさんがいると嬉しいですよね!
第1回目の撮影会
第2回目の撮影会
だ第3回目の撮影会
第4回目の撮影会

いろいろな配信者がいますが、Mildom配信全体についてどう思いますか?

僕みたいな考え方を持った配信者やリスナーとの関係性を大事にしようとする配信が徐々に少なくなってきていると感じます。それがちょっと悲しいですね。

相互配信(配信者同士がギフトを投げあう関係)は、僕は意地でもしたくありませんでした。もちろん生活がかかっている人もいるのは知っているし、配信者それぞれ事情があるのはわかっているので否定はしないけれど、「リスナーありきの配信なのでは?」と思うことがあります。

自分がリスナーの立場のとき、ギフトを投げる理由は、相手が喜んだり驚いたり反応が見たいからです。見返りは求めません。だから自分の配信でもギフトを投げてもらったら、それに見合う配信をしなきゃなって思っています

「相互配信が嫌い」という話を自分の配信でよくしていたら、なんか色々な配信者に嫌われた気がします(笑)

まど
まど
配信アプリも時代とともにその「性質」や「求められるもの」が変化していますよね。

「ギフトを投げて当たり前」「もらって当たり前」になってきていますよね。時代の流れですね。

Mildomも顔出し配信に重きを置いているように感じますし、ゲーム配信だけで上に上がるのはよっぽど有名にならなければ難しいのかなと思います。

日頃、配信で意識していることをおしえてください。

1人1人のコメントを絶対に拾うことです。「来てくれてありがとう」という思いを込めて。

有難いことにコメントの流れが速いときはてんやわんやしてしまいますが、今の配信スタイルは、比較的コメントを拾えるので、リスナーとの会話を心掛けています

忙しいのに貴重な時間を割いて自分の配信に来てくれているリスナーには、本当に感謝しています

配信の難しさや試行錯誤していることについて教えてください。

試行錯誤していることはたくさんありますね。リスナーへの接し方は、大事にしたいポイントである分、一番試行錯誤している点です。

リスナーとより良い関係性が築ければ、時に自分の背中を押してくれる大きな力となるのですが、接し方が難しいと感じるリスナーもいるので、それは悩みの種となります。

まど
まど
例えば、どんなときにちょっとやりにくいなぁと感じますか?

例えばそうですね、配信主そっちのけでリスナー同士で会話が始まってしまうのは、あまり良い気持ちがしませんね。個人的な会話は当人同士で直接やり取りしてほしいです。

あまりにも度が過ぎると遠まわしで指摘しますが、そういう人たちは、はっきり言わないと気づかないことが多いです。はっきり言わないとわからない人たちは、残念ですが自分の配信には合わないと感じるケースが多いです。

まど
まど
すごくよくわかります。伝え方って難しいですよね。言いたくないけど言わないとわかってくれないだろうし…

そうなんです。指摘しても直らない場合は、申し訳ないけどブロックしてしまいます。本当はブロックなんて誰もしたくありませんが。

それから、空気が読めない人も苦手です。例えば、テンポが速い人。コメント対応が追いついていないのに、「ねえねえ」とずっと話しかけられても、1人のリスナーだけとやりとりしているわけではないので、配信者の気持ちになって考えてくれると有難いんですけどね。なかなか難しいです。

他の配信を行ったり来たりしている人もやりにくいですね。自由で良いのですが、「参加する」と言ったはずなのに、いざその人の順番になると他の配信に行っていて僕の配信にいないなんてことが。反応がないのが一番困りますね。他のリスナーにも迷惑がかかります。

でも、配信でモヤモヤすることが起こっても、一喜一憂する必要はないと今では感じます。そこに労力を割くより、僕の配信に集中してくれるリスナーさんに時間をかけたいと思っています。

最初の頃はこういった「接し方に困る人」に振り回されていたのですが、いちいち気にしていたら配信が成り立たないし、自分のメンタルも削られていくので、今はもう距離を置くことにしています。感情をシャットアウトします(笑)

一番嬉しいのは、やっぱり僕の配信をちゃんと聴いてくれることです。そのようなリスナーは価値観が合う人が多いですし、何かしてあげたいなと思うんです。喜んでほしいから。

まど
まど
配信者の気持ちや周りの空気を考えられるリスナーさんがいてくれると、本当に有難いですよね!

配信以外の時間に、リスナーに対して何かしていることはありますか?

いつも配信に来てくれるリスナーのために何かしたいので、配信外の時間にオフで遊びたい人を募集したり、限定配信をしたりしています。

配信以外でも関わりを持てるように、グループチャットも開設しています。でもあまり会話がないので、運営方法が難しいですね。もっと僕が興味の出る話をすれば良いのかもしれませんが…。

でも、昔は配信外で特定の人とゲームをしていると何か言われたり、なんだか監視をされているような気がして疲れてしまいました。自分も昔はそうで、リスナーが知らないところで遊んでいると気になってしまいました。冷静じゃなかったですね。

あと、リスナー同士で意見がぶつかり合ったりいざこざが起こったりしたこともあったのですが、両方の意見を聞いていると板挟み状態になることもあり、やはり人間関係は色々と難しいと感じます。

まど
まど
平穏が一番なので、もめないでいてくれたら嬉しいですよね。

そうですね。一時期、Mildomのサムネに「リスナー間の恋愛は禁止」って書いてたこともあったなぁ。笑

リスナー同士が仲良い配信を作りたいと思うのですが、仲良くなったらそれはそれで「コミュニティができあがったところに入る勇気がない」と言われたこともあり、本当に配信って難しいなと思います。

毎日配信のことばかり考えているとメリハリが付かないので、今年は配信をしない休息日を作ることにしました。TwitterやMildomのお知らせで告知をしているので、告知を見たら反応をもらえるととても嬉しいですね。

初期の頃と現在の配信を比べて、変化したことはありますか?

ありますね!初期の頃、僕が特に気にしていたのは、リスナーが離れないようにすることでした。つまり同接人数を意識していました。配信者ランクも。

リスナーが自分以外の他の配信に行ってしまったらどうしようとか、最初のうちはとにかくリスナーが離れてしまうことに対する不安感が強かったです。

僕の配信に遊びに来てくれた別の配信者さんに興味を持って、付いて行ってしまうリスナーもいたり、不安が的中したこともありました。

まど
まど
わかります。その配信者さんは悪くないし、リスナーさんが別の配信に行くのも自由なんですけどね…

そう、頭で理解できていても感情が付いてきてくれませんでした。

また、自分の配信を聞いて「配信してみよう」とリスナーが配信者になるケースもありました。とても良いことなのですが、僕の配信が終わるとすぐに、1つの配信でリスナー同士みんなでわいわい楽しんでいる様子を見たとき、「自分が頑張って集めてきたリスナーなのに」と負の感情が自分を押しつぶしていき、やがて「自分っている意味あるのかな」と配信する意味がだんだんわからなくなってきたこともありました。そんな自分が嫌でした。

僕のことを好きなはずなのに、「本当に好きなの?」と思わせるリスナーの言動がいちいち気になってしまいました。「頑張って」と言うわりには応援の行動が見えなかったり。

リスナーの自由なのに、どうしても気になってしまったんですよね。

強い不安感から、いろいろな人に迷惑をかけました。今あの頃に戻れるなら、謝りたい人がたくさんいます。

まど
まど
自分の思いが強いと、リスナーさんに知らず知らずのうちに押し付けちゃうんですよね。うまくいかないと悩みが増えていく…。でも今はどうですか?

配信を2年間やってきた今、そういった悩みはなくなりました

価値観が合わないような人や僕の配信に集中していない人がだんだんと分かってくるので、そういった人が配信に来てもそこまで執着しないようにしたんです。そうしたら途端に楽になってストレスがなくなりました。

今まではリスナーに執着しすぎていたんだなと改めて思います。ちょっと冷静じゃなかった。当時の管理人にはお世話になりましたが、今は管理人も付けていません。マメに連絡を取り合ったりするのが僕は苦手みたいです。

僕の配信に来てくれるすべてのリスナーをずっと引き付けておくために心身ともに削るのではなく、ずっといてくれている人を大事にしようと思うようになりました。

だから、今はのびのび配信することができています。すごく配信が楽しいです。

これから配信やSNSなどでやってみたいことはありますか?

「これ!」といった目標はなく、何がしたいのかと聞かれると、はっきりしませんね~。有名になりたい気もするし、今のままでも満足しているし。

でも、リスナーが楽しんでくれるような配信を継続させていきたいと思っています。

個人的には、動画編集やTikTokを始めてみたいと思っているのですが、僕の苦手分野なのでたぶん最初は時間がかかると思います。躊躇しているうちにまだ手を付けられずにいます。

そういった時間のかかることをしたいと思っても、仕事もあるし、家族との時間も大事にしたいので、そうすると睡眠を削るしかない。でも、睡眠時間を削ると、普段の生活が回らなくなってくる…。

睡眠不足は集中力や判断力を鈍らせます。一時期、カフェイン中毒になって、それでも効かなくなっていってメガシャキやモンスター漬けの毎日になっていたこともありました(笑)

仕事を辞められたら良いのですが、そうもいきません。でも仕事をしているからこそ、配信を楽しくできているのかもしれませんね。

あ、ちなみに余談ですが、ダイエット企画も密かに始めました。「30キロ痩せたら顔出し配信する」と冗談交じりに宣言していて、毎日晩ご飯の米抜き生活をしています。新年始まってから継続中です(笑)

まど
まど
え!ちょっとそれ、めちゃめちゃ楽しみにしてますw

色々な葛藤や辛いこともありますが、配信をやってきて良かったと思いますか?

こういう世界を知れて良かったと思っています。

配信は決して楽しいことばかりではありません。自分の配信作りに試行錯誤しっぱなしです。しかし、今のようなアットホームな空間を作れるのは自分自身なんです。そこに配信の可能性を感じます。

自信を持って言えることは「自分の配信でしか集まれない人たちがいる」ということ。なにより、僕の配信を応援してくれている人に「ありがとう」と言いたいです。

いざこざはたまにあるけど、前よりは苦しんではいません。配信を経て色々なことを学んだおかげで、うまくコントロールできるようになりました。

これからも配信での出会いを大切に、楽しんでいきたいと思っています。

かくれんぼ配信の思い出

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ぼぼにぃ、インタビューありがとうございました!

配信のやりがいだけでなく、配信者の思いや試行錯誤、より良い配信にしていくためにみんなに知ってほしいことなど、「配信」をする上で重要なことをたくさん聞くことができました。

インタビューというより、2人で配信について語り尽くした気がしますね。とても貴重で、有意義な時間でした。

これからも、ぼぼにぃにしかできない配信作りを楽しんでいってください!

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