はっきり伝えて、イライラを溜めない──それが自分と相手のためになる
荒野行動の配信をしていて、ちょっとイラッ★としてしまうことを紹介します。
その原因の分析と、そのような時に私がどう対応しているかを書いていきます。
昔は、配信で嫌なことがあっても、配信の雰囲気を壊したくないと思うあまり我慢してしまうことが多くありました。
しかし、我慢すると「なんであの時もっと行動できなかったんだろう」と後悔してモヤモヤするし、ストレスが溜まるだけなので、最近は毅然とした態度で対応するよう心掛けています。
この記事を読むと、以下のメリットがありります。
- いち荒野配信者の考えがわかる
- リスナーとしてコメントするときの参考になる
- 配信で嫌なことがあったときの対応の参考になる
それでは事例を見ていきましょう!
【事例①】配信に来てすぐに「ルームパスワード何?」と聞いてくる人
荒野行動では、ルームを作って特定のユーザーと任意の対戦モードで遊ぶことができます。
ルームに参加するためには、フレンドから招待してもらうか、ルームのIDとパスワードを打って入室するかのどちらかの方法を使います。
初見さんに多いのですが、配信に来てひとこと目に「ルームパスワード何?」といきなりコメントする人がいます。
このような人は正直、第一印象が悪いです。残念ながら、ここからその印象が変わることはほぼありません。
私はただ荒野をしたい訳ではなく、配信を通してみんなと仲良くなりたいと思っています。
そのため、個人的には「コメントで絡む→仲良くなる→荒野に参加する」の優先順位で考えています。
ルームに入りたいからといって、配信主や周りの人に配慮せず平気ですぐに参加しようとする、という優先順位のズレ(価値観の違い)が、イラッとしてしまうポイントなんだと思います。
このような初見さんが来た場合は、「私の配信は、ただ荒野がやりたい訳ではなくて、みんなと仲良くなることをコンセプトにしているから、少し絡んでから参加してもらえると嬉しいです。」と、はっきり自分が配信で大事にしているポイントや価値観を伝えています。
「参加型」と配信タイトルに書いてあったとしても、配信主への挨拶や他のリスナーに配慮した上でのコメントを心がけた方が、より良い関係が築けます。
すぐに「参加したい」と言わない方がむしろ、私の方から「一緒に遊びますか?」と誘いたくなるのです。
【事例②】初心者ではないのに「荒野始めたばかりで下手だけど参加しても良いですか?」と言う人
初見さんで、荒野猛者もしくは荒野経験者、あるいはPUBGやAPEX、フォートナイトなどFPSゲームの猛者であるにもかかわらず、「荒野始めたばかりで下手なんですけど参加いいですか?」と言う人がたまにいます。
前章でも述べたように、ある程度仲良くなってからの参加を前提として、経験者であればゲーム歴や自分のレベルを正直に言ってもらった方が印象が良いです。
参加型ルームをする時、ある程度チームバランスを考慮してチームを組んでいるからです。
もし初心者という嘘をついている場合、チームバランスが崩れ、楽しめない人が出てくる可能性もあります。
それだけではありません。
「え!?上手くない?絶対初心者じゃないでしょ!」と私やリスナーを驚かせたいのだと思いますが、「自分のプレイを見てもらいたいだけ」ということが見え見えなので、「みんなで荒野を楽しみたい」という私の価値観とは違っているからです。
これも価値観のズレがイラッとしてしまう原因ですね。
もし本当に初心者であっても、私だったら、初心者でもウェルカムな雰囲気かどうか見極めた上でコメントします。
そもそもまずは絡むことを優先しますし、配信主から「参加する?」と言われない限り、参加希望は申し出ないです。
初心者詐欺をする人がいた場合は、まずは「チームバランスを考えて組んでいるから、FPSの経験歴や自分のレベルを正直に言ってもらった方が有難いです。」と事実を伝えます。
その後、「実は結構やっています。」と正直に言ってくれたとしても、周りに配慮のないコメントが続く場合は、「自分のプレイを見てもらいたいだけの場合は、私の配信は合わないと思います。」と厳しめに私の考えを伝えるようにしています。
相手は配信主がどう思っているか気づいていないので、毅然とした態度ではっきり言葉で伝えてあげた方が良いと思っています。
【事例③】戦闘中に「DM見て」と言う人
戦いの真っ只中に「DM見て」と言う人がたまにいます。
配信の関係上すぐDMを見た方が良い場合や、私の方から「DM送って」と話題にしている場合であれば良いです!
でも、その内容とタイミングが自己中心的な場合、良い印象を持ちません。例えば、自撮り写真や当たったガチャのスクショなど。
嬉しいんですよ、絡もうとしてくれているのは!
ただ、「DMを見る」ということは、配信主がその配信の流れを一旦ストップしてDMを開くということです。
戦闘中であれば手が離せませんし、違う画面を開いたらその間コメントが流れてしまうかもしれません。リスナーが気分を悪くする可能性もあります。
自分勝手なタイミングで自己満足な行動を取っていることに気づかないことと、自分の行為が相手に迷惑をかけるかもしれないという想像力が働かない人が好きではないからイラッとしてしまうのだと思います。
話をしてくれるのは有難いのですが、配信全体の流れに配慮し、内容とタイミングを考えられると良いですね。
「DM見て」と言われた場合は、基本絡もうとしてくれているのは嬉しいので、手が離せない時は「ありがとう!あとで見るね。」と伝えます。
自分の話(特に自慢話など)を頻繁にする人には、「色々話してくれるのは嬉しいんだけど、自分の話ばかりじゃなくてもう少し私やみんなと絡んでくれたら嬉しいかな。その方が、もっと仲良くなれる気がする!」と、改善した後のメリットも伝えるようにしています。
【事例④】負けるたびに「ゴミゲー」と言う人
荒野行動で自分が負けると、「ゴミゲー」「つまらない」「辞める」などとコメントしてしまう人がいます。
自分の感情に任せてネガティブな言葉をストレートにコメントするのは、非常に印象が悪いです。
「周りの雰囲気を考えられない人なんだな。可哀想だな」と憐れみの気持ちが湧いてくるのと同時に、「もったいない」と感じます。
感情任せの自分勝手な一言が、配信主と配信を楽しんでいるリスナーの気分を一気に悪くするからです。
そして、そのことに気づいていない(想像力が欠けている)からイラッとしてしまうのです。
暴言を吐いても何もかっこよくありませんし、自分の価値を下げるだけです。そのことに気づいてほしいなと思います。
暴言や周りの空気を悪くするコメントをした人がいた場合は、「そういうコメント嫌いなんだよね。何気ない一言で配信の雰囲気が簡単に壊れちゃうから、相手がどう思うか考えてコメントできたらいいね。そうした方が自分のためにもなるよ。」と、嫌いなことは嫌いとはっきり伝えた上で、ポジティブなアドバイスで終わるよう心掛けています。
以上、イラッとする事例を通して、原因分析とその対応方法を、価値観と絡めて書いてみました。
配信中の私の声掛け次第で、もしかしたら相手は心を動かし、行動や態度を改めてくれるかもしれません。
配信では、何か感じた時に勇気を出してその場で伝えなければ、後からモヤモヤするだけです。相手のためにもなりません。
「大事なことに気づかせてあげる」のも配信者の腕の見せどころだと思っています。
【配信者とリスナーが、気持ちよく、より良い関係で楽しめる世界になること】が私の願いなので、そのためにこれからも発信し続けていきたいと思っています。
長文を読んでいただきありがとうございました!
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