時代遅れが今はまだ私の最先端。
最近、配信アプリについて私が感じていることを書いてみました。
人との繋がりを求めるのは時代遅れ?
数年前までは、SNSや配信アプリには「人との繋がり」が期待されていたのに対し、最近では「収益」の方が重視されてきているように感じます。
近年多様化が進み、個性が認められる世の中になってきました。
YoutubeやInstagram、TikTokなどで、一般人であっても誰もが自身の外見や内面を自由に、それも手軽に発信することができるようになっています。
一昔前はネガティブに捉えられがちだった病気や悲しい過去のことなどについても、今では積極的に発信している人が何人もいて、だけど、それを好奇の目で見たり蔑んだりする人は少なくなりました。
むしろ「話題性」があるので再生数・閲覧数が伸びています。
なんでも個性や話題として捉えられるようになってきているため、自分を発信することに対して、昔ほどハードルを感じなくなってきているのです。
昔はインターネットを通じて顔も知らない誰かと共通の趣味などを通して繋がることだけでも、人々の心は満たされてきましたが、それが当たり前の時代になるにつれて、知らない誰かと繋がることだけを重視する時代はもう終わりが来ているように感じます。
繋がるというよりむしろ、どれだけ注目を集められるか、さらにそこからいかに収益に繋げられるか、そういった部分がユーザーに注目されつつあるのだと思います。
配信アプリの場合は・・・
さて、配信アプリに関しては、あちらこちらで新規ライバーの勧誘が増えているようです。
その誘い文句としては「月に数十万円を稼いでいる配信者もいます。あなたもライバーになりませんか?」というもの。
私個人的には「配信にいる人と良い関係を築くこと」を重視していますが、私が現在配信しているMildom全体から見ると、私のような考え方はあまり重視(評価)されていないような気がします。
時代の流れなのだと思います。
それより、配信アプリ側も配信者側も「収益に繋がるかどうか」に視点が置かれ、それがユーザーの配信アプリの取捨選択(評価)にも繋がっています。
要は、稼げるアプリが選ばれる時代になりつつある気がします。いつの間にか時代が変わってしまいました。
時代の流れが変わっても
そのような時代の流れが変わりつつあっても、私は常に「楽しいかどうか」を重視していきたいと思っています。
私にとって配信を「長く続けていくこと」が重要で、そのためには「楽しい」が必須要素だからです。楽しくなければ配信は続けられません。
では、配信で楽しいと感じるときはどんなときか。それは私の場合、仲良しな人(気が合う人)とコミュニケーションを取るときなんです。
(昔は色々な人と繋がりたいと考えていましたが、気が合わない人と一緒に遊んでいてもあまり楽しいと感じないのです。ストレスが溜まり、辞めてしまったアプリもあります。)
仲良しな人を作るためには、相手をよく見ること。配信で「私に会いに来てくれる人」を大事にして、自分の気持ちを伝えていくこと。
全員に好いてもらうことは不可能なので、私のやり方や考え方と合わない人は配信には来なくなってしまいますが、それはそれまで。仕方のないことだと割り切っています。
何が言いたいのかというと(結論)
そんなわけで何が言いたいのかというと、私の場合「話題性」や「収益」ばかりに目がいくと、自分が大事にしたいものを見失ってしまうということです。
友情や愛情はお金では買えません。
極端な話、もし配信の視聴者が全員ロボットだったとしたら、閲覧数はそこそこいるかもしれませんが、そこには愛やコミュニケーションはありません。
これでは楽しくないです。
いかに自分自身(配信者)に価値を持たせられるか、いかに配信に来てくれる人たちと良い関係を築いていくか、これが私の中で大事なポイントなのです。
私には「話題性」はないかもしれないけど、居心地の良さみたいなものを、これからも大切にしてきたいなと思っています。